09.06月05日 | ||
指で脈拍感知 付属器開発へ 任天堂 「Wii」健康関連ゲーム強化 | ||
任天堂は、米ロサンゼルスで2日開かれた世界最大規模の国際ゲーム見本市「E3」で、据え置き型ゲーム機「Wii」向けに指で脈拍を感知する付属器を開発する計画を明らかにした。健康管理ソフトウエア「WiiFit(ウィー・フィット)」の新作を米国で今秋に発売する方針も発表し、海外でも人気が高い健康関連ゲームを強化する。 付属器は「WiiVitalitySensor(ウィー・バイタリティー・センサー)」。心身状態に連動するソフトの開発をはじめ、健康管理や健康に関する情報提供の機能強化につなげるとみられる。発売時期や価格は未定。 岩田聡社長は同見本市で「これまでゲームは興奮や刺激を与えてきたが、これからは体をほぐし、安眠を促すこともできるようになるかもしれない」と新たな構想の一端を披露した。 新作ソフトは「WiiFitPlus(ウィー・フィット・プラス)」。インターネット通信機能で離れた場所にいる知人とダイエットの成果を競い合えるほか、体の重心などを測定する性能をさらに高めるという。国内の発売時期は明らかにしていない。 「WiiFit」は米国でも大ヒット中で、販売本数は発売から13カ月で1500万本を突破した。 |