09.05月02日 | ||
ブランドを意識したHTMLメールと顧客層ごとの詳細分析で購買を促進/事例:P.G.C.D. | ||
シンプルスキンケアを提唱するP.G.C.D.(ペー・ジェー・セー・デー)は通信販売専門の化粧品会社である。シンプルスキンケアのコンセプト通り、取り扱っている商品は大きく分けてわずか3種。Webサイトでは商品画像を大きく見せ、顧客の声を数多く掲載することで自社製品をアピールしている。今回は、キャンペーンの案内やスキンケア情報を月2回発行しているHTML形式のメールマガジン「P.G.C.D. News Letter」を紹介する。 P.G.C.D.が扱っているスキンケアアイテムは非常にシンプルで、朝用と夜用に特化したソープ「サボン クレール(朝用)」「サボン フォンセ(夜用)」、潤いと栄養を与える美容水「ロシオン エクラ」、そしてUVケア美容液の「プロテクシオン アンテグラル」の大きく3商品である。そのシンプルスキンケアというコンセプトのもと、ベースプログラムに位置するHTMLメールのデザインも考えられている。ベースプログラムのメールは商品のプロモーションよりもブランディングに比重を置いているのだ。 P.G.C.D.では、朝用ソープと夜用ソープを意識した2種類のクリエイティブをもとに、月に2回のメール配信を行っている。同社が扱う商品とメールのデザインをマッチさせることで、メールマガジン登録者へのブランドイメージを高め、商品に対する安心感や信頼感を熟成させるのに一役買っている。 しかし、いざメールマガジンの運営をはじめてみると、月に2回の配信作業は想像以上に制作業務の負荷が高くなったという。そのため、メール本文のクリエイティブのクォリティを維持しつつ、業務負荷をいかに低くするかという点を重視してメルマガの改善を行った。改善にあたり意識したのは、毎回更新するエリアと更新しないエリアを明確に区分することだ。 |