16.06月21日 | ||
BGM無許諾使用の美容室などに対しJASRACが一斉法的措置 | ||
JASRAC(日本音楽著作権協会)は7日、音楽著作権の手続きを行わずにBGMを利用している全国の187事業者、212店舗に対して、簡易裁判所に民事調停を申し立てた。うち132事業者、151店舗が美容室で、ほかはアパレル関係や飲食店など。 有線放送などの業務用BGMを利用する場合は、著作権の手続きを事業者が代行しているため個別の手続きは必要ないが、近年多様化している携帯音楽プレーヤーやパソコン、インターネットラジオなどを利用する場合は施設ごとの著作権手続きが必要だという。JASRACは昨年も、171事業者258店舗に対して法的措置を行っている。 JASRACでは、全国規模の各業界団体に対して協力を要請しており、今後も繰り返しの要請にかかわらず手続きに応じない施設に対して、法的措置を含めた対応をしていくとしている。 |