13.07月12日 | ||
「夏のスタミナ補給はやっぱり鰻!マルチビタミンで夏バテ防止に」 | ||
各メディアで報じられているように、今年は養殖に使う稚魚の資源枯渇で国産鰻の出荷量は2割ほど減り、取引価格が過去最高値となっています。 しかし暑さが本格的になるこの時期には、無償に鰻が食べたくなる人も多いのではないでしょうか? スタミナ食として位置づけられているだけあり、鰻はとても栄養価が高いです。特筆すべきはビタミンの豊富さ。主に、ビタミンA、D、E、B1、B2、B6、B12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸などを含み、中でもビタミンAとB1は特に多く含まれています。 ビタミンB1は糖質の代謝を助けたり、疲労回復に役立ちます。水溶性のため汗とともに失われやすく、夏の体力消耗を補う重要な栄養素のひとつです。このビタミンB1を、鰻なら100gの蒲焼きで0.75mgも摂れますから、これだけで1日の必要量がまかなえてしまいます。 また、ビタミンAには粘膜を潤わせ病原菌の侵入を防ぎ、皮膚の新陳代謝を促進する働きがあり、鰻100gあたり5000IU含まれます。こちらも同様に1日の必要量を充分に補うことができます。 さらに、脂質の代謝や体調を整える作用があり発育に欠かせないビタミンB2も、100g当たり0.74mgと魚介類の中でもトップ。 しかも鰻の脂は良質で体に良い脂なので、ダイエット中にこそ摂っていただきたいです。 このように鰻はまさにマルチビタミンの高栄養食品であり、夏の疲労回復にはほぼ完璧な栄養源だといえます。 |
||
詳細を見る |