13.05月13日 | ||
母の日ギフト、今年は体験型 エステ・温泉旅行・人力車…充実の各社 | ||
12日は「母の日」。今年の商戦は、旅行やエステサロンなど「体験型」が目立つ。親世代にも新鮮味を感じてもらおうという狙いで、景気回復のマインドも追い風に、各社が工夫を凝らしている。 流通最大手のイオンは、有名エステサロンの利用券や温泉ペア宿泊券など、体験型ギフトの品数を昨年に比べて5倍の35品目に一気に増やした。昨年まではカタログギフト大手の企画商品を扱っていたが、今年は自社企画の品ぞろえを強化した。 「子供の結婚こそ、母への恩返し」と呼びかけるのは、そごう横浜店(横浜市西区)。縁結びの御利益を願う島根県・出雲大社への「親子参拝プラン」(1泊2日10万800円?)を企画した。一方、浅草では観光人力車を営む時代屋(東京都台東区)が、12日にカーネーションやダリアなどの花々で飾った特別車「CARネーション号」を運行する。「親子水入らずの思い出づくり」をアピールする。 プランタン銀座の調査では「母が期待するギフト予算」は平均3389円と前年より403円増えた。贈り物に付加価値を求める流れも「体験型」の需要を後押ししている。 |
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