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10.03月01日
美容外科診療所を無許可開設した疑い　神奈川県警が捜索
無許可で診療所を開設し、シミ取りといった美容外科などの診療行為をしていたとして、神奈川県警は２３日午前、「横浜フェリスクリニック」＝横浜市西区＝に、医療法違反の疑いで家宅捜索に入った。クリニックは同市の指導で昨年６月に廃止届を出したが、同７月にすぐそばの今の場所で無許可のまま同名の診療所を開設していた。　無許可診療は今月３日、同市の調査で発覚した。市によると、医師でない人が診療所を開設する時は市長などの許可が必要という。同クリニックを経営する男は医師免許がなく、許可を得るには管理者となる常勤医を雇う必要があった。男は市の調査に「常勤医を確保できなかった」などと話しているという。　同市によると、同クリニックは昨年７月から今月上旬まで、許可を得ずに診療所を開設し、非常勤医３人にレーザー脱毛などをさせていたとされる。　これまでに確認された患者４８人から健康被害は出ていないという。